当商品は医療従事者向け商品です
医療機関・医療施設向けの医療機器は表示を制限させていただいております。
商品を表示させますか?
冬明け2月~3月、地域によっては4月あたりまでが、全国的に花粉が飛散するピークになります。
ご自身でしっかり対策されている方も多いと思われますが、今一度見直す機会として、考えられる花粉症対策の方法をまとめてみました。
もしご自身で行われている対策で不十分だと感じる場合は、本記事の内容を参考にしてみて下さい。
ご自身で手軽にできる花粉症対策の方法を、症状とケース別に分けております。
どれも簡単にできる方法ですので、まだ実践されていないものがあれば試してみて下さい。
この時期マスクをされる方は多いと思いますが、花粉症用マスクの中でも効果が高いのは、ウェットマスクと呼ばれる濡れマスクです。
ウェットマスクをする事で高い加湿効果を得ることができ、鼻や喉の乾燥を防ぐことができます。
鼻や喉が乾燥すると花粉がそこに定着するので、なるべく潤しておく事で鼻や喉の通りがよくなり、症状が多少軽減します。
飴をなめる・ガムを噛む事で、喉を潤し、風邪や花粉対策として効果を発揮します。
花粉対策用の飴として、べにふうきを配合されたのど飴が市販されています。べにふうきは、「べにふうき緑茶」という緑茶の一種です。
お茶として飲むには、渋みや苦みがやや強いので、飴として舐める方が取り入れやすいです。
それ以外にも、舐めるとスースーして鼻通りも良くなるミントの飴も、花粉の時期はおススメです。
なお喉を潤すという観点で見ると、飴よりもガムの方が噛む事で唾液がでる量が多いので潤いやすいです。
花粉対策用のメガネは、特に自転車やバイクに乗られる方におススメです。目に入る花粉量を劇的に少なくし、症状を大幅に軽減してくれます。
メガネをかけられている方でも、メガネの上からかけられるものもたくさんあります。
アイボンに代表される洗眼薬を使う事で、目に付着した花粉やホコリなどを洗い流すことができます。
花粉で目が痒く、掻いてしまうと眼球に傷がついてしまい、染みる場合があります。その場合は無理に使う必要はありません。
また目に入れるものですので、必ず説明書きを読んで使用するようにしましょう。
顔に花粉がついていると、目や鼻に花粉が入りやすいため、
顔洗する事で、顔に付着した花粉の体内への侵入を軽減できます。
なお洗眼薬は、必ず顔を洗ってから(化粧を落としてから)使用しましょう。
セーターや綿などの布製の衣服は花粉が付きやすいため、上着はなるべく表面がツルツルしたコートなどにしましょう。
表面がツルツルした素材でも花粉は付きますが、帰宅時、家に入る前にはたくだけで付着した花粉を大分落とすことができます。
なお髪にも付着しやすいので、帽子を被って外出し、帰宅後はすぐにお風呂に入り、身体や髪に付いた花粉を洗い流す方がいいでしょう。
花粉防止スプレーは、静電気により付きやすい花粉の付着を防いでくれます。
帰宅後に、花粉が付着した上着を着たまま家の中に入ると、花粉を室内に持ち込んでしまい、家の中でも花粉症の症状が出やすくなります。
花粉防止スプレーをして外出した上で、帰宅時に玄関先で衣類用の粘着クリーナーを使うと、花粉の室内への持ち込みを大幅に軽減できます。
なお花粉防止スプレーは衣類だけではなく、顔や髪にかけられるタイプもあります。
手洗い、うがい、洗顔だけでは全身の花粉は落としきれません。
身体に付着した花粉を完全に落とすためには、帰宅後すぐお風呂に入るのが一番です。
また湿度の高い浴室内で呼吸をすると、鼻の粘膜に付着した花粉を体外へ輩出しやすくなります。
部屋の湿度が高くなると、水分を含んだ花粉は重くなり下に落ちるようになります。
加湿機能付きの空気清浄機を使う事で、部屋内の花粉の吸収だけでなく、加湿により花粉を落としてくれます。
各部屋全てに空気清浄機を置けない場合は、濡れたタオルを室内にかけておくだけでも、室内の花粉の飛散を軽減できます。
花粉が多い日に室外に干すと、濡れた衣類に多量の花粉が吸着してしまうので、室内干しで花粉の衣類への付着を軽減できます。
室内の花粉が気になる場合は、浴室に干します。
浴室は室内に比べて花粉量が少ないので、花粉の付着を防ぐことができます。
窓からの花粉の侵入を防ぐため、花粉の多い日は換気扇を使います。
換気扇がない部屋の場合は、窓を全開にせず、少しだけ開けて10分~15分程度の換気に留めます。
室内で下に落ちた花粉を取り除くために、マメに床掃除をしましょう。
注意点としては最初、掃除機をかけるのは極力避けてください。
掃除機をかけると、床に落ちている花粉が排気口から出る風で舞ってしまいますし、掃除機内で花粉が細かく砕かれてしまい、排気口から再び室内に飛散する可能性があります。
フローリングの場合は、水で絞った雑巾やモップなどで床や家具を拭きます。
カーペットや畳などの場合は、粘着クリーナー(コロコロ)を使います。
※カーペットや絨毯、はたけるものは一度浴室ではたいてからコロコロをかけます。
洗えるサイズの布団や枕カバーは、洗濯すれば十分です。
これらを行った後に、取り切れなかった部屋の隅のホコリなどを掃除機で吸いとると、花粉の飛散を最小限に抑えられます。
最も花粉が集まりやすい場所としては、玄関などの出入り口や、窓に近い箇所があげられます。
これらの周辺は、特にマメに掃除をしておくことで、室内への花粉の侵入を軽減できます。
花粉時期になると、花粉症の症状を抑制すると言われる食べ物がテレビや雑誌などで取り沙汰されます。
他のサイトでも、花粉症時期に食べて良いもの悪いもの、様々な食べ物が数多くクローズアップされています。
下記の市販薬は、元々医療用医薬品だったものが一般向けに販売することができるようになった「スイッチOTC」と呼ばれる医薬品です。
医師の処方を必要とせずに、医療用医薬品と同じ成分のお薬が薬局やドラッグストアから購入できます。
▼参照元:花粉症対策・スイッチOTC – ナチュラルファーマシー ファミリー薬局
※花粉症対策として服用する内服薬の中で、100%効果を表れるまで約1、2週間かかるものがあります。(アレギサール鼻炎などの、遅効性の内服薬)
抗ヒスタミン剤の副作用である眠気が起こりにくいというメリットがある一方、 効き始めまでに時間がかかるため、花粉飛散前からの服用を推奨します。
こちらのページでは、当店で扱っております花粉症対策アイテムを掲載しています。
病院やクリニックに通い、花粉症やアレルギー対策治療を行う事ができます。(アレルゲン免疫療法)
一般薬による効果は一時的に症状を緩和させるものがほとんどですが、医療機関に通い、アレルゲン免疫療法を行う場合は、根本的な体質改善を目的とされます。
もちろんアレルゲン免疫療法による治療が可能かは、医師の診断によるところとなります。
医療機関の治療法には、「皮下免疫療法」と「舌下免疫療法」があります。
皮下免疫療法とは、主に注射による投薬の事を指します。
中でもヒスタグロビン注射は、感染症や副作用などのリスクが極めて少ないとされている治療法です。
アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの抗体を作るヒスタグロビンを一定間隔で注射することで、体内で抗体を作り、症状を発症させないようにします。
週2回に1本ずつ計6回の注射が必要なため、その間6度の通院が必要となります。
▼参照元: ヒスタグロビン注射:非特異的減感作療法(※別サイトに飛びます)
https://www.parksideclinic.jp/colum/post-694.html
▼参照元:ヒスタグロビン注射の保険適応について(※別サイトに飛びます)
舌下(ぜっか)、つまり舌の下に薬を置き、一定時間経過後飲み込むという治療法です。
医師の指導に基づき、数年かけて治療を行っていきます。
治療後は、アレルギー症状の完治、または症状を大きく軽減させる効果が見込まれます。
▼参照元:舌下免疫療法とは(※別サイトに飛びます)
花粉症対策の方法としては全般的に、ほぼほぼ網羅した内容を書かせていただきました。
花粉は一年中飛んでいますし、急に花粉症になるケースも多々あります。
現在花粉症でない方でも対策をしておく事で、未然に発症を防ぐことができますので、是非参考にしていただければと思います。
Now Loading...